内侍 [ないし]

後宮十二司のひとつ内侍所(温明殿賢所)に奉仕し、天皇に近侍して奏請・伝宣をつかさどる、尚侍(定員2名)、典侍(定員4名)、掌侍(定員4名)などの女官。
尚侍(ないしのかみ) ・・・・ 内侍所の長官。 もともとは従五位だたっが、平城天皇の時代に従三位に
上がり、女御・更衣に準ぜられるようになった。
典侍(ないしのすけ) ・・・・ 内侍所の次官。 通常は従六位相当だが、二位、三位に上がった例もある。
公卿や殿上人などの娘が任じられた。
天皇の乳母は、典侍に補せられるのが通例。
掌侍(ないしのじょう) ・・・ 内侍所の判官。 天皇移御の際に神璽御剣を捧持する役。
もともとは従七位相当だが、後に五位になった。
「内侍」という場合は、通常この掌侍を指す。
四人の掌侍のうち第一位の者を勾当の内侍という。
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