大納言 [だいなごん]

太政官の次官。 右大臣の下位で正三位。 政治に参与して、宣旨の奏上をつかさどる。
|
|

内裏 [だいり]

宮中。 天皇の住む宮殿。 天皇の后(皇后・中宮・女御・更衣・御息所など)は、内裏の奥御殿となってる後宮に住み「内住み」などと言われる。 また、后となるために後宮へ入ることを「入内」と言う。
|
|

内匠寮 [たくみづかさ・たくみれう]

中務省に属し、内装・調度をつかさどる役所。
|
|

竜田姫 [たつたひめ]

秋をつかさどる女神。 染色・織物の名手ともされる。
|
|

棚機・織女・七夕 [たなばた]

陰暦七月七日に織女星と、牽牛星をまつる行事。 または織女、牽牛の両星。
この夜天の川の両岸に現れる牽牛星と織女星が、かささぎの翼を広げて橋として、織女が橋を渡って逢うという中国の伝説。 また五節供のひとつとして、庭前の葉竹に五色の短冊などを飾りつけ、供えものをし、裁縫などの上達を願う祭。
|
|

端午 [たんご]

五節供の一つ。 陰暦五月五日の男子の節供。
邪気を払うために菖蒲や蓬を軒にさし、粽・柏餅を食べる。
|
|

長恨歌 [ちょうごんか]

漢詩。 白楽天(白居易)作の七言古詩。
唐の玄宗皇帝が楊貴妃との愛に溺れ、政治を怠ったために、安禄山の乱が起こったことや、楊貴妃を失った玄宗皇帝の悲しみなどが歌い込まれた、120行からなる長編詩。
「源氏物語」をはじめとする日本の古典文学にも、大きな影響を与えた。
|
|

重陽 [ちょうよう・ちょうやう]

五節供の一つ。 菊の節供。 陽数の九が重なることから陰暦九月九日をいう。
|
|

重陽の宴 [ちょうようのうたげ・ちょうやうのうたげ]

重陽の日、宮中で催された観菊の宴。
杯に菊花を浮かべた酒を酌みかわし、長寿を祝い、群臣に詩をつくらせた。
|
|

勅使 [ちょくし]

勅命を伝える使者。 または勅命によって遣わされた使者。
|
|

局 [つぼね]

しきりで隔てた、高位女官の私室。 または部屋を与えられた女性。
|
|

妻戸 [つまど]

寝殿造りの建物の四隅にある、両開きの扉。
開けるときには外側に開いて掛け(錠)をかけてとめ、閉じる時は内側から掛けをしてとめる。
|
|

手車(輦車) [てぐるま]

人の手で引く車。 天皇の子女や后、大臣、大僧正などで、特に天皇から許された者だけが乗ることが出来る。
|
|

殿上人 [てんじょうびと・てんじゃうびと]

貴族のうち、昇殿を許された人の総称。
|
|

春宮(東宮) [とうぐう]

皇太子の住む御殿、または皇太子の称。
御殿が御所の東側にあり、五行説では東を四季の春に配置することからこう呼ばれる。
|
|

殿居(宿直) [とのい・とのゐ]

宮中や役所に宿泊して、警護などをすること。 または、夜間に天皇や貴人の寝所に奉仕すること。
|
|

宿直所 [とのいどころ・とのゐどころ]

宮中で大臣・納言・蔵人の頭・近衛大将・兵衛督などが宿直するところ。
|
|

宿直の名乗り [とのいのなのり・とのゐのなのり]

宿直の者が、滝口の陣で姓名を名乗り合うこと。
右近衛府では丑の刻(午前2時頃)、左近衛府は亥の刻(午後10時頃)。
|
|

屯食 [とんじき]

宮中や公家の邸で催し事があるとき、足のある台にのせて従者などに与えられた酒や食物。
台を庭の上に置いて食事が出来る。
|
|
|